建物への思いをつなぐ

最近宮本さんて仕事してるの?って聞かれることが多いので、たまには仕事の話。
今日は、今年初め頃からスタートしたプロジェクトの施主検査がありました。

1962年(昭和37年)竣工の鉄筋コンクリート建築のリノベーションプロジェクトです。
建物は長野の中央通りにある土屋ビル(長野外国語センター
このビルは1962年(昭和37年)竣工の長野市での鉄筋コンクリート建築の先駆けであり、ファサードは日本の障子をイメージしたトレサリーが施されています。

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改装前土屋ビル

当時は長野で一番高いビルで大変注目を集めた建物であったようです。

時は流れて周辺にはより高層の建物が建ち並び、建物用途も薬局、ブティック、ケーキショップ、喫茶店、外国語教室と様々に使用形態を変え、その都度改装が重ねられてきました。

そんな時代の流れの中で、この建物に込められた当時のデザインコンセプトは忘れられ、街の中で埋もれた存在となっていました。

長野外国語センター30周年の節目を迎えるにあたり、オーナーは建て替えるのではなく、もう一度この建築に新しい息吹を吹き込んでリユースすることを選択しました。

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シーンデザインに与えられたミッションは、この建築を竣工当時のデザインコンセプトを尊重しながら、歴史的背景を踏まえた現代のデザインでまとめることと、外国語センターだからこそ”和”を意識しながらも他文化との融合が感じられるデザインにすること。

単なる懐古ではなく、竣工当時の建物への思いを次世代へつなげることができればうれしい。

竣工引き渡しは今月14日。夜のライトアップもきれいです。

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イメージ作成/スプライス・デザイン

特に外国語受講希望者は是非この機会にお問い合わせを。
長野外国語センター








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